恋愛ブログ 〜独断と偏見〜

誰だって幸せになる権利があるよ!

年上のお姉さんに弄ばれた話!

どうも!

 

恋愛アドバイザーのよしちゃんです!

 

これは僕が22歳くらいの時にあった話です!

 

当時、ビリヤードブームで僕達は時間があれば地元のビリヤード場に遊びに行っていました!

 

そこはカラオケ、ゲーセン、ビリヤードが一体型になったアミューズメント施設で若者が遊ぶにはもってこいの場所でした!

 

おそらく365日の内、300日くらい行ってた記憶w

 

他にもたくさんビリヤード場はあったけど、そこを選んだ理由はもう一つありました!

 

看板娘ならぬ看板お姉さんがいたから!

 

たしか10歳くらい年上だったから32歳くらい!

 

スラッとしたスタイルにセミロングの上品な茶髪。

 

僕の女友達には金髪に近いギャルばっかりだったのでそれだけで「お姉さん」だった!w

 

ここでは名前を「優香さん」とします!

 

僕達は優香さんを目当てに毎日のように通いました!w

 

いや、通っている内に綺麗な店員がいると気付いた!の方が正しいかな!

 

いつしか皆の中で「優香さんを落としたい」という下心が芽生えていた!

 

皆、口には出さないけど空気感でわかったw

 

僕もその中の1人だった!

 

通うにつれて段々と仲良くなった!

 

一年ほど経った頃には、休憩中は僕達の所に顔を出してくれたり、バイト終わりに一緒にビリヤードをする仲になった!

 

その期間に、何人もの男が玉砕されたw

 

いつしか「ガードが固い」「思わせぶりの店員」なんて言い出す友達もいた!

 

僕がアタックしたのはその頃だ!

 

まずは連絡先を聞いた!

 

噂通りすぐに連絡先は交換出来た!

 

「連絡先は聞けるけど、その先は無理」と皆が言っていた!

 

僕はいつも通り遊びに通いながら、電話友達として1ヶ月ほど過ごしていた。

 

優香さんは一人暮らしでワインが好き。

 

休みの日は映画鑑賞をする。

 

彼氏はいない。

 

色々な情報を知れた。

 

まるで恋人関係と錯覚するほど仲良くなった。

 

皆からは「そこから先は無理だって」と言われた!

 

僕は無理だと思わなかった。

 

どう考えても嫌々な関係とは思えなかった。

 

そして2ヶ月が経った頃。

 

ある変化があった。

 

優香さんがバイトを休みがちになったのだ。

 

僕の電話にも出ない日が増えた。

 

お店で会うといつも通り元気な優香さんなのに、何かがおかしかった。

 

ある日の夜、優香さんに電話を掛けた。

 

その日は出てくれた。

 

だけどあきらかにおかしい。

 

ワインを何本も飲んだらしく酩酊状態だった。

 

「大丈夫?」

 

「だいじょ〜うぶら〜よ〜」

 

「何かあった?」

 

「な〜んにも〜」

 

「なら良いけど。。。」

 

そんな感じだった。

 

僕は意を決してデートのお誘いをした!

 

10歳も年上の女性をデートに誘うなんて僕の引き出しには材料が無かった。

 

それでも素直な言葉で飾らずに誘った。

 

優香さんは酔いが覚めたように「うん。」と言ってくれた。

 

何か嬉しそうな反面、寂しい「うん。」に聞こえた。

 

デート当日。

 

僕は優香さんを迎えに行って、地元のお好み焼き屋さんに行った。w

 

今思えば、なぜワインがある店を選ばなかったのかと思うw

 

そこで「ここのネギ焼きが美味しいんだよ」なんてロマンティックとは程遠い言葉を口にしたのも覚えているw

 

優香さんは「美味しいね」と言ってくれた!

 

僕は運転があったし、お酒が苦手だったから飲まなかったけど、優香さんはビールや焼酎も凄いペースで飲んだ。

 

年上のお姉さんすげ〜って思ったw

 

お好み焼きを食べ終わると僕はある場所に優香さんを連れて行った。

 

高校生の時に見つけた夜景だ!

 

エスコートなんて言葉も知らない22歳のガキンチョだった僕の唯一の武器だったw

 

おそらく優香さんは、たくさんの夜景を見てきたと思う。

 

心の中では「しょぼっ」と思ったかも知れない。

 

でも、僕には心から「良い場所だね」と言ってくれたと思っている。

 

夜景を見ながら無言の空気が流れた。

 

嫌な空気ではなくて、遠い目をした優香さんをそっとしておく時間だった。

 

そして目が合い、数秒見つめ合った後、僕達はキスをした!

 

「今日は帰るね。」

 

これが優香さんとの最後の言葉だった。

 

それから僕の電話に出てくれる事は無かった。

 

お店に行くと退職していた。

 

何度も電話したけど繋がる事は無かった。

 

何日か経って諦め掛けた時、一通のメールが届いた。

 

優香さんだ。

 

「ごめんね。

凄い楽しかったよ。

私ね、来月、結婚するの。

最後の思い出をありがとう。」

 

僕の恋は甘酸っぱい物になった!

 

おしまい!